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注文住宅作品02番


高齢夫婦のための階高2.2メートルの家


 依頼されたのは70代前半の高齢夫婦の二人だけの家でした。お子さんはそれぞれ独立して家庭を持ち、近くに住んでいるとのこと。まず最初に考えたのは、現在足腰が丈夫でも毎日の階段昇降を少しでも楽にさせてあげたい、という事でした。平屋のバリアフリーが一番いいのでしょうが、30坪の限られた土地の中、個室がほしいということで、2階が必要です。
 そこで提案したのが、2階までの高さが2.2メートルの家です。1階から2階の高さを階高といい、通常は3メートル近くあります。階高をぎりぎりまで低くして、緩やかな階段を作ろうと考えました。当然その下の空間は、2メートル程度にしかなりません。廊下やトイレなど天井が低くてもいいような、1階と2階の上下関係を設定し、大胆な平面構成と構造の工夫により、実現しました。

DATA カタログ

 N邸 東京・三鷹市

竣工 1995年9月

構造/木造在来工法 2階建

家族構成/夫婦

敷地面積/ 108.80u(32.91坪)

延床面積/ 92.29u(27.92坪)
   1階/ 57.64u(17.44坪)
   2階/ 34.65u(10.48坪)

用途地域/ 住居地域
建ぺい率/ 60%
 容積率/160%

工事施工/ 小池工務店
床暖房工事/ 協和熱学工業




01 光と風が滝のように降り注ぐ家